スタッフブログ 2020年2月

2020.02.21

お葬式の豆知識

 

江戸時代前、お坊さんが

お葬式をやっていないことをご存じでしょうか?

 

それ以前は、村の長老が行い神主でもありました。

 

 

お坊さんが葬式をした始まりは、

キリシタンの取り締まりのための檀家制度です。

お寺が役所の戸籍係と同じ仕事を担ったのです。

 

 

幕府はいきなりお坊さんにお葬式をやれと言い出します。

お坊さんは困ってしまいました。

 

 

それで考え付いたのが、それまでにも行っていた僧侶仲間のお葬式です。

 

 

内輪でやっているお葬式と同じ形でやることになり、

まず死者を出家させるという形式が生まれました。

 

 

そこで戒名をつけることになったそうです。

 

 

世の中の状況によって葬儀も変化していくのですね!

 

 

 

 

 Klimt

 

 

2020.02.19

土葬でも火葬でもない「エコロジカル埋葬」

 

先日、SNSで「プロメッション埋葬」という記事を見ました。

 

「プロメッション」とは、

スウェーデンのプロメッサ・オーガニック社が考案したもので、

ご遺体を液体窒素に浸して凍結し、

フリーズドライしてから土の浅い部分に埋めて自然に還す埋葬方法。

 

同社の設立者で、

生物学が専門のスーザン・ウィーグメサク氏の

「自分が亡くなったら体を肥料にできるはずだ」という思いが開発のきっかけとのことで、

現在、アメリカの15の州で5人のメンバーが実用化を進めていて、

そのうちの一人は「プロメッションだと(遺体が堆肥化して土へとかえり)

人生の輪を結ぶことができます」と話しています。

 

 

環境負担を減らすエコロジカルな方法として、

世界中から注目を浴びているとのことでした。

 

 

 

 

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2020.02.14

世界の葬儀あれこれ フランス編

 

今回はフランスはパリの葬儀を見てみましょう

 

フランス・パリの葬儀は、多くはカトリックの教えに準じたもの。

舟形の棺には、故人が成人であれば黒、子供であれば白の布を掛け、

故人のイニシャルのついた盾を乗せます。

 

葬儀の場には、黒のカーテンを張りめぐらし、棺とともに燭台を置きます。

 

パリでは、葬儀の場の飾り付けをはじめ、遺体の搬送や納棺、

葬儀用品の仕入れなどの基本部分を区営の公社が運営しています。

 

また、葬儀の進行などを市営の葬儀社に依頼するとしても、

その料金やサービスに関しては、厳密な規定があります。

そのため、掛かる費用は日本と比べてずっと安価。

 

葬儀は福祉の一貫であり、

社会全体でケアするものとの考えが根底にあるのでしょう。

 


誰もが安い料金で葬儀を行え、有名人であろうが、庶民であろうが、

同じ二平方メートルの広さの土の下で眠ることが出来るパリ。

 

そして、ある者は華やかな墓石を、ある者はシンプルな墓石を、

またある者は芸術的な墓石を建て個性を発揮するパリ。

 

それは自由と平等の国、

フランスの都に生きる人たちにふさわしいフィナーレなのかもしれません。

 

葬儀もお国柄が出るんですね。 

 

 

 

 

ユン

 

 

2020.02.06

基本は手洗いとうがい

 

当地ではインフルエンザが

ようやく下火になって安堵している最中、

 

今度は中国の湖北省武漢で発生した

新型コロナウイルスの感染予防、

さらに花粉症対策も相まって、

マスクがなかなか手に入らない状況が続いている。

 

マスクもそうだが、

基本は手洗いうがいをしっかりやる事が大事だと言われている。

 

 

そのやり方は、小さい子どもたちが一番よく知っている。

 

 

 

 

純情派