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2022.01.14

葬儀の形は十人十色。事前相談で不安~安心へ。

寒さ厳しい冬になりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

インフルエンザも気になる時期ですが…

うがい・手洗い、睡眠もたっぷり取って、暖かくしてこの冬を乗り切りましょうね!

 

弊社ではご葬儀に関する事前相談を随時お受けしております。

 

かつては、生前に葬儀について話すこと、準備することは、

「縁起でもない」「不謹慎だ」「まだまだ先の事、自分には関係ない」と避けられていました。

 

しかし、近年では「家族葬」「終活」「エンディングノート」

「事前相談」「墓じまい」等のキーワードはほとんどの方が耳にした事が

あるのではないでしょうか?

 

新型コロナウィルスの影響もあり、「家族葬」「一日葬」についてのご相談が多くなり、

お葬式の形も変わってきました。

 

ご葬儀は突然のことが多く、慌てたり、不安になったりするものです。

また、短い時間の中で、決めるべきことや、やらなければならないことが

沢山あるのが現実です。

 

宗教観や価値観による葬儀の多様化が進み、最後のお別れの仕方も十人十色。

些細なことでも大丈夫です!

事前相談で、不安を安心に変えるお手伝いをさせていただければ幸いです。

 

 

葬儀に関するご相談の他、最近多いは、

 

「墓じまいをしたいが、どうしたらいいのか」

「菩提寺がなく無宗教でお別れをしたい」

「散骨をしたいがどこにお願いしたらよいのか」

「子供たちが皆、県外在住。亡くなった後の遺品整理はどうしたらよいのか?」

「おひとりさまで誰も頼る人がいない場合はどうしたらよいか」

等々、ご相談内容は様々です。

少しでも、お客様のお悩みの解決ができれば嬉しいです。

 

 

リンクモアはアフターサポートも充実しております。

必要であれば、提携している専門の業者様のご紹介もしております。

ご紹介、お見積りは無料ですので安心してお任せください。

 

尚、ご相談は、対面でのご相談の他、電話によるご相談、

ライン、メールでのご相談もできます。

また、オンライン相談もできますので、遠方に住んでいる方でも

安心してお問い合わせください。

 

さて、1/19㈬・20㈭は、アウガ1階 青森市役所駅前スクエアにて

「終活カフェ」を開催いたします。

開催時間は午前10時~午後3時まで。相談無料、個別対応なので安心です。

市役所や図書館に行ったついでに、お気軽にお寄り下さい。

お待ちしております。

Kuro

2022.01.04

棺に納めて良いもの、駄目なもの

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

ここ青森は例年にない大雪に見舞われております。

皆様お住まいの場所はいかがでしょうか。

何はともあれ、雪に負けずにかんばりましょう。

 

さて、「棺に納める事が出来るものって決まっているの?」

というお話をいただくことがございます。

故人様があの世に旅立つ際、一緒に持たせる品物ですので、

思いを込めてお選びしたいものです。

基本的には、故人様が愛用していたものや好きだったものなど

故人様にまつわる品物をお入れいたします。

しかし、一緒に燃やされるものとなるため、燃えるものでなくてはいけません。

どういったものをお入れしたらいいか、不安な方もいらっしゃると思いますので、

お入れして大丈夫な品物の例を挙げてまいります。

 

 

  • お手紙・寄せ書き

・ご家族、ご親族様より故人様へ宛てて書いたお別れの手紙や寄せ書き

・故人様が生前に受け取って大切にしていたお手紙や寄せ書き

最後に伝えたいことを手紙に書き、棺にお入れすることで

思いを届けようとされる方は多いように思われます。

  • お花

・故人様が好きだったお花や植物

故人様が好んでいたお花や育てていたお花があれば、是非お入れして差し上げたいものです。

  • お菓子・果物

・故人様が好きだったお菓子や果物

不燃物に包まれているお菓子は、パッケージからお出しして紙に包みましょう。

果物は水分が多いので、小さく切ってお入れしましょう。

  • 着ていた服

・故人様が生前着用していたお気に入りの服・お着物・仕事着・ユニフォーム

プラスチック製のボタン、金属の装飾品・チャックは外さなければなりません。

  • 御朱印帳・お札

・故人様が生前収集した御朱印帳・お札

厚みのある御朱印帳は一枚ごと外して、燃え残らないようにしましょう。

  • 故人様がご希望しているお品

・故人様が生前「棺に入れてほしい」とおっしゃっていたお品

これらは、ほんの一例でございます。私どもに何なりとお尋ねください。

 

明らかに駄目なお品としては、

  • 革製品・金属類

・メガネ、入れ歯もお入れ出来ません。遺骨を傷付けてしまう可能性がございます。

  • 爆発の恐れがあるもの

・ライター、スプレー缶、電池など。

・果物丸ごと。

  • お金

・お金を燃やすことは法律で禁止されております。

  • プラスチック製品

・燃えにくく、溶け残りが体を傷つける、有毒ガスが発生する可能性もございます。

・お菓子などのプラスチックパッケージに入っているものは、

中身だけを取り出して、お入れいたしましょう。

  • 分厚い本

・紙製品ではございますが、燃えにくくなります。

大量の灰を生み出してしまう可能性がございます。

必要なページのみを外してお入れするなど工夫いたしましょう。

  • 生きている方とご一緒のお写真

・「一緒にあの世へ連れていってしまう」と思われる方もいらっしゃる場合が多ございます。

 

以上簡単にご紹介いたしました。

 

詳しいことは社員までお気軽にお尋ねください。

 

 

rinrin

2021.12.13

自然葬~海洋葬について~

最近は死生感も多様化し、永代供養や自然葬を希望される方が多くなりました。

理由としては…

●後継者がいないのでお墓を維持していくのが難しい。

●子供達が都会に行ってしまった。

●お墓の事で子供達に負担をかけたくない。

●亡くなった後は自然に戻りたい。

などの理由からお墓を維持・管理しなくても良い方法として徐々に増えているようです。

 

では、自然葬にはどういったものがあるかというと

故人の遺骨を粉末状にしたものを、船から海に蒔いて供養する海洋散骨と

お墓の代わりに樹木を墓標とする散骨、その他空中からセスナ機や

ヘリコプターを利用して散骨する方法やバルーン葬、宇宙葬などの方法があります。

今後増々多様な弔い方が登場し、選択肢が広がっていくと思われます。

しかし、実際行うとなると様々な問題が生じる場合もありますので

専門家のアドバイスを受けるようお勧めします。

 

そこで今回は自然葬の中の海洋葬にスポットを当て、記したいと思います。

現在、青森県内では八戸沖・三沢沖・深浦沖・仏が浦沖など水域4㎞以上、

水深50m以上で漁業権の外れる場所で散骨されています。

たまにサスペンスドラマなどで船の上から遺灰を蒔くシーンがありますが、

実は昭和の時代までは、散骨は遺骨遺棄罪に当たるのではないか?

と問題視する専門家もいました。

しかし1988年に、法務省や厚生労働省が違法行為ではないという見解を

示した事で散骨専門の葬儀会社も現れ始め、2014年12月1日

一般社団法人日本海洋散骨協会が設立されました。

現在、認定海洋散骨アドバイザー検定を中心とした啓豪活動や自主的ガイドラインを設け

多義にわたる活動を行っています。

 

海洋散骨のメリット

●料金が一回限りで済むうえに安い。

●お墓や仏壇と違って、管理する手間が無い。

●自然思考や自然回帰、エコという考え方に合う。

●墓石建立に比べて、費用が抑えられる場合も多い。

●海は繋がっているからどこにいても手を合わせられる。

 

海洋散骨のデメリット

●保守的な親族から異論がでる場合もある。

●天候に左右されやすい。                                     (日程が予め決定している為、中止になった場合滞在費用が発生する場合もある)

●散骨してしまうと元に戻らないので、自分または故人様が海洋散骨を選ぶことが最適なのか

 充分考慮した上で選択する必要がある。

 

次に海洋散骨の方法ですが、一つ目は

近親者だけで行われる「単独葬」があります。

単独葬は船を貸し切って行われ、人数は限られますが

身内だけで故人に思いを馳せられる点がメリットです。

 

二つ目は、数グループが船に乗り合わせて行う「合同散骨」という

方法があります。

全く面識の無い家族と一緒の船に乗る事に少し抵抗を感じるかもしれませんが

その分チャーター船の料金が分割されて安く済むというメリットがあります。

 

いずれも各専門業者によって料金体系や含まれる内容が異なりますので

こちらも専門家にアドバイスを受けるか当社までご連絡いただければ

専門業者をご紹介いたしますのでお気軽にお電話ください。

 

株式会社 リンクモア           ☎017-735-1407

 

                      パッフェルベル 9

 

2021.12.02

冬の葬儀の服装って悩みませんか・・・

冬の葬儀に参列するときの服装選びでは、暖房のないところでも長時間いられるような

しっかりした寒さ対策とマナー違反にならない服装がポイントです。

女性はスカートの着用が多いため、特にあたたかい服装が大切になってきます。

冬の葬儀にはタイツやブーツを履いても良いのか、

コートや靴はどのような物を着用したら良いのか、

意外と知られていない服装の注意点について触れていこうと思います。

 

冬の葬儀で着用できるコート

冬の葬儀には防寒対策としてコートは必需品です。

黒や濃紺、ダークグレー系のダークカラーでシンプルなデザインのものがよいでしょう。

基本的にカジュアルなものでなければ問題ありません。

葬儀で着用するなら無地のものがもっとも無難といえます。

ベージュ系などの春物コートはマナー違反にはなりませんが、

黒一色の葬儀会場の中では浮いてしまう可能性があります。

その場合は式場の外でコートを脱いでいけば問題ありません。

 

気を付けなければいけない素材

あまり多くは見かけませんが、仏教では殺生は禁じられているため、

革やスエード、毛皮のコートの着用は避けます。

フェイクファーの素材もなるべく控えたほうが良いでしょう。

また、光沢のあるサテンなどの生地も葬儀には不向きです。

生地の素材によっては、こすれたときに音が出てしまうものもあります。

厳かな雰囲気の中で執り行われる葬儀において、音が出る素材は避けたいものですし、

周りからカサカサと音がしてしまうと気にされる方もいますので注意しましょう。

 

冬の葬儀、黒タイツを履いても大丈夫?

足の部分の露出が多いワンピース・スカートの場合、

冬の葬儀ではストッキングの代わりに黒いタイツを着用して参列する人も見られます。

黒タイツを履くことはマナー違反とはされていませんが

一般的に礼服では黒のストッキングとされていますので

なるべく薄いタイツを選ぶことをおすすめします。

60デニールくらいでも、ストッキングと似た透け感のあるものであれば、

カジュアルに見えにくいのでおすすめです。

なお、パンツスーツの場合は黒あるいは肌色のストッキングを着用します。

 

冬の葬儀の靴選び

女性の場合、冬になるとブーツを履くことも増えますが、

葬儀にはシンプルな黒のパンプスが適切です。

葬儀の靴はいうまでもなく黒が原則です。

ヒールの高さは一般的に3~5センチが望ましいとされています。

歩きやすい太めのヒールが望ましく、ピンヒールは避けます。

粛々と行われる葬儀では靴の音にも十分な注意が必要です。

男性の靴は、形・素材や色のマナーを守って選びましょう。

男性の場合、女性ほど靴の選び方はむずかしくありません。

しいていえば、金具がついた革靴は避け、靴下も靴にあわせて黒に統一します。

寒冷地での葬儀や大雪などの悪天候の日は、

ブーツや長靴でも目立たない地味なものならば履いていても良いでしょう。

場合によっては別に靴を持参するなど、会場に着いたときに履き替えるのもいいかと思います。

 

青森では特に、その日の天候にあわせて臨機応変に対応することが大切です。

年々、家族葬が増え参列の仕方も様々になってきましたが、

こういったマナーはいつの時も変わらないものとして

皆さんに覚えておいていただき参考にしてもらえればと思います。

 

これからまだまだ長い冬コートやマフラーなどあれこれ持ち物が増える季節です。

葬儀の際はくれぐれもお忘れにならない様に参列してくださいね。

 

                                   青い鳥

 

2021.11.01

お葬式のあれこれ

お葬式にはたくさんの迷信、言い伝えがあります。

いまでこそ常識となっている弔事マナーも迷信をベースにして

彼から作られたものが多いようです。

古くから伝わる迷信にはどのようなものがあるのでしょう。

今回はそんな迷信や言い伝えについてご紹介いたします。

 

友引にお葬式をあげることはできないという言い伝えがあります。

仏滅や友引は、明治初期は物滅(物をなくさないように気を付ける日)、

共引(引き分けの日)の字がつかわれていたそうです。

実は仏教、神道をはじめ宗教とは一切関係はありません。

友引にお葬式をすると「死者がさみしがり友を連れていってしまう」

という言い伝えがありますが、迷信にすぎません。

ただ、現実には火葬場がお休みの地域があったり、

お寺でも友引はお葬式をしないのがほとんどです。

しかし、浄土真宗の教えでは、迷信を拠り所としない宗派なので

友引の日に葬儀をしてもさしつかえないとされております。

ゲン担ぎとして今でも六曜は冠婚葬祭で用いられることも事実なので

「お祝いごとはいい日を選びたい」という気持ちも大事にしたいと思います。

出棺の時に「死者の茶碗を割る」という習慣は、

「ご飯を食べにもどってこないように」棺に釘をうつのは

「こちらへ戻ることなく、三途の川を無事にわたれるように」という言い伝えから。

「死者が戻ってきたらどうしよう」という不安、

そして「死者が迷わずあの世へ行けるように・・・」

という意味を含んだ迷信は他にもあるようです。

 

妊婦が葬儀に参列すると、故人が赤ちゃんを連れて行ってしまう・・・

とか、子供に災難がふりかかるなどの言い伝えがありますが、

これは妊婦に対する配慮からきたと考えられます。

昔の葬儀といえば、女性は裏方として炊事などをこなさなければならず、

大変な苦労があったことでしょう。

妊婦だと当然母体に負担がかかっていたと思われますので、

まわりの人の気遣いからこのような迷信が伝えられたのかもしれません。

しかし、現代の葬儀では、ほとんど葬儀社が手配してくれますので、

女性の負担は随分と軽くなってきています。

冷暖房、イス席もあるホールが多いですから、昔と違って負担を強いられることはありません。

 

着物を左前にあわせて着せるのは縁起が悪いとされています。

それは、死者に着せる着物は左前になるように着せます。

死後の世界は生きている世界と真逆の関係だと言われているためそのように着せます。

このように、死者に対して行うことは、普段の生活ではしてはいけないとされております。

 

例えば、人の箸から人の箸へ食べ物をつまんで渡すのは、

骨を拾う(箸渡し)を連想されるので縁起が悪いとされております。

元々は単なる迷信に過ぎなかったことでも今では、

基本的マナーとして一般常識とされております。

今回は、葬儀の迷信や言い伝えについて書かせていただきました。

昔ながらの、習慣は現代では簡素化になり残っていない習慣もあるようです。

昔の話などをきくと面白いので、後世にも残していきたいと思いました。

 

38

2021.10.15

定年

私が株式会社リンクモアに入社したのは平成3年8月26日。

当時は青森市冠婚葬祭互助会という社名でした。

入社した時は34歳。それから30年をこの会社と共にし

今年、令和3年11月25日で定年を迎える事となりました。

その後に嘱託社員として勤めさせていただきます。

来月の11月21日で65歳。

これからも体にきを付けて気を引き締めて霊柩車の運転をし、

ご遺族様を安全に火葬場までお連れします。

お客様、そして社員の皆様…本当に心から感謝の気持ちでいっぱいです。

そして改めてよろしくお願い致します。

 

10月、11月は入会キャンペーンをおこなっております。

 

とてもお得になっていますので是非ご入会ください。

只今LINEやZOOMでの相談も受け付けております。

事前にご予約いただくとプレゼントも用意していますのでぜひお電話ください。

株式会社リンクモア        ☎017-735-1407

                                  たけの子族

2021.09.26

閻魔様と地獄極楽と大仏様の話

祖母の3回忌が近づいてきており、弘前市にお参りに行く予定を家族と相談中のつっちーです。

それがなぜ閻魔様につながるのか。それは私の菩提寺が弘前市の新寺町で、

その向かいにある遍照寺様に閻魔堂があるのです。

閻魔様というと、地蔵菩薩様。賽の河原で子供たちを守ってくださるお方です。

幼少の頃から、お盆にお墓参りに行く時は必ず、その閻魔様にもご挨拶に行っておりました。

不思議と「怖い」という印象は無く、どちらかというと

盆正月に会う親戚感覚でとても身近な存在です。祖母との思い出の一つですね。

グーグルでお寺を検索しましたが、閻魔様のお写真は残念ながら掲載がなかったので、

皆様ぜひ一度お参りに行ってみてください!背筋が伸びますよ!

 

さて、続いての地獄極楽と大仏様の事も、実は祖母とお参りに行った思い出です。

青森市の青龍寺様。境内には様々なお地蔵様や観音様がいらっしゃいますが、

昭和大仏様の胎内に入ったことはありますか?

大仏様の胎内には地獄極楽絵図があり、

人が亡くなってからの様子の詳細をみることができます。

幼少の頃に「嘘をつけば舌を抜かれる」とか

「悪い事をすれば針の山を歩かなければならない」とか。

「善いことをしていれば天女様のいる極楽に行ける」

誰しも聞いたことがある、その様子です。

祖母と青龍寺様の境内で「ボケないように」と

キャッキャウフフしながらお参りした後に、衝撃の地獄絵図。ほんとに怖かった。

幼少の頃に見たにも関わらず、その時の事をしっかり覚えているという事は、

結構なインパクトだったと思います。

おかげさまで40歳近くなった今でも地獄絵図とか閻魔様とか大好きです。


青森県内にはまだまた閻魔様や地獄極楽絵図が奉納されているお寺がたくさんあります。

恐山はもちろん、三戸の林泉寺様などなど。

今度は弘前の専求院様にお参りに行って、

閻魔様&奪衣婆の見開き御朱印もいただいてこようと思います。

 

コロナの影響でなかなかお出かけできないですが、

県内のお寺参りに行ってみるのも素敵だと思います。

お参りに行く際はぜひ御朱印帳も持って行きたいですね。

御朱印帳は、リンクモア提携店の「ふじ仏壇店」様で豊富な品揃えでご用意しております。

リンクモアメンバーズカードをお持ちの方は、

ふじ仏壇店さんでお会計の際ご提示いただければ現金払いで10%OFFになります。

メンバーズカードをお持ちでない方は、お近くの平安閣各会館や

リンクモア本社ですぐにご加入いただけます。

市内の沢山のお店での特典てんこ盛り・さらにお葬式やお供え物の特典も充実です。

互助会の積み立てでご加入の方もメンバーズカードをお渡しいたします。

それぞれに合ったスタイルで選べる、お得な会員システム、ぜひご加入ください!

地獄に行ったら奪衣婆に弟子入りしたい、つっちーでした

2021.09.21

彼岸って何?

今、まさに秋のお彼岸の真最中ですが、彼岸って何だろう?何をする日?

仏壇にお供え物をしてお墓参りをしたりとか漠然とは

わかっているんだけど今一度、彼岸の意味やするべき事をおさらいしてみたいと思います。

この『彼岸』ということばはインドの古語・梵語(サンスクリット語)の

パーラミター(波羅蜜多)漢訳「到彼岸」の略とされています。

つまり、この世界(此岸)から、涅槃の世界(彼岸)にいたるという

意味らしいのですが、いまいちよくわからないので、分かりやすく言いますと

太陽が真東(誕生の意味)から出て真西(死の意味)に沈む彼岸の中日には先祖をしのび、

今生きている自分を育ててくれた先祖に感謝をし、自らも彼岸(向こう岸)に

到達できるよう信仰のお念仏を唱え精進するということのようです。

春分の日と秋分の日はお日様が出ている時間(この世)と夜の時間(あの世)が同じに

なることによりご先祖様と現世がいちばん近づくと考えたのかもしれません。

「この世と極楽浄土が通じやすい日」昔の人は良く考えたものです。

お彼岸の時期は3月の春彼岸と9月の秋彼岸。

それぞれ春分の日、秋分の日をはさんで前後三日間、計7日間とされています。

春分の日は太陽の動きに影響されるため日本では年によって3

月20日か21日のどちらかが春分になります。

春分は、季節が冬から春に切り替わる日とされ自然をたたえ、

土から草花や虫が顔を出し生物をいつくしむとされ、

秋分の時期は稲刈りの最盛期で稲穂の収穫を喜び、

ご先祖様に報告し感謝をすることが風習として根付いているようです。

 

前文に此岸から彼岸にいたると書いてありますが、それには六つの修業がございます。

「至彼岸」といわれる大乗仏教における悟りの境地に至るための『六波羅蜜』の修業。

  • 見返りを求めず他人のために惜しみなく善行を施すこと
  • 戒律を守り、身を慎み、他人に迷惑をかけないこと
  • 身に起こる災いを受け入れ、耐え忍ぶこと
  • 誠心誠意努力を続けること
  • 常に静かな心を持ち、動揺しないこと
  • 怒りや愚痴、よくばりに捉われず、物事の真理を正しく見極めること

普段なかなかできないこれを実践できれば、

こころ豊かに過ごせることができるかもしれません。

普段できない仏壇の掃除などしてみたら六波羅蜜の実践になるのではないでしょうか。

彼岸のお供え物といえば春彼岸の「ぼたもち」。

秋彼岸の「おはぎ」でしょう。

それぞれ季節の花「牡丹」と「萩」にちなみます。

同じ食べ物でも時節によって呼び方が変わるのも

四季に敏感な日本人の豊かな心の表れなのではと思います

                                  Donchi

2021.08.31

よく聞かれる質問 『お焼香の回数』

皆様も葬儀や法事などに行ってお焼香をしたことがあると思いますが、

お焼香とは少量抹香を手で摘まんで火のついた炭にくべる行為です。

お焼香をすることで独特の香りがある煙が放出され、その煙が仏様への帰依になったり、

自分自身の心身の清めになるとされています。

 

 

よくお客様から回数を聞かれたりしますが、

お焼香の回数は仏教の宗派によって違いがあります。

☆宗派別のお焼香の回数(青森市内で多い宗派)
・曹洞宗➡2回(2回目は額に押し頂かない)
・浄土宗➡特に決まりなし
・浄土真宗本願寺派➡1回(額に押し頂かない)
・浄土真宗大谷派➡2回(額に押し頂かない)
・日蓮宗➡通常3回
・真言宗➡通常3回

実際に葬儀や法事に行った際には出向いた先の宗派の回数で行うのか?

それとも自分の家の宗派の回数でお焼香をするのか?


答えはどちらでも良いと思いますが、出向いた先の宗派まで一般の方は

分からないと思うので自分の家の宗派の回数でお焼香をされると良いと思います。


あるお寺の住職にも聞いたことがありますが、大事なのは回数ではなく

煙が大事なんだと言われたこともあります。


また日本のお葬式は約80%が仏教で行われていると言われていますが、

あまり多くはないですが神道(しんとう)のお葬式では、お焼香がなく

『玉串』という榊(さかき)に紙垂(しで)を付けたものを神前に捧げていただき、

二礼二拍手一礼をしていただきます(拍手は音を立てずに忍び手)

 

 

次は葬儀を終えた後に行う『納骨』についてですが、

遺骨のお墓への埋葬はいつ頃に行えばよいのか?

納骨の時期については期限はありません。

納骨をせずに自宅内に遺骨を半永久的に保管しておいても法律には違反しません。

(自宅の敷地内に遺骨を埋葬することは禁止されております)


実際にはお亡くなりになってから四十九日を目安に納骨をする方が全国的に多いそうですが、

青森では雪が降る時期に納骨をすることが困難なので葬儀を終えてから埋葬する方が多いです。


ただし、これらの納骨の時期はあくまでも目安の一つなので、

必ずその日に納骨をしなければいけないということではありません。

最終的には納骨の日程はご遺族が相談をして決めても良いと思います。


そして納骨を希望する日程が決まったら、菩提寺や石材店に連絡をし

納骨日時を最終確定しましょう。

ちなみにキリスト教の場合は納骨の時期に目安はありませんので完全に自由となります。

 

                                     ちび太

2021.08.18

世界の明るい葬儀

異国に永住している日本人は世界中にいるでしょうが、

そんな中、葬儀の違いに戸惑う人は多くないはずです。

日本でも、地方に行けば、違う風習があるのと同じだと思います。

日本でのお葬式のイメージと言えば、厳かな雰囲気の中でお経が読み上げられる。

故人を想い、別れを悲しみ、暗い雰囲気が会場全体を覆っている。

そんなイメージを持つ方が多いかと思います。

 

ただ、ところ変われば文化も変わります。

世界のお葬式を調べてみると国によって

弔い方が全く異なりびっくりしました。

その中で私が一番興味を持ったのが

アフリカの西部に位置するガーナ共和国。

ガーナではお葬式の雰囲気が日本とは全くの真逆でした。

会場全体に響く陽気な音楽。

そしてリズムに合わせて、棺桶を担いだダンスパフォーマンスが披露されるのです。

https://youtu.be/52_QfNDTfA0

↑少し前に話題となった棺桶ダンスです。

 

参列者も楽しそうにリズムに乗っています。

ガーナのクリスチャンの家庭では、人が亡くなってから葬式を行うまで、1~3ヶ月かかります。

亡くなってからすぐに行われない理由は、莫大な費用の準備に時間がかかるから。

一般人の葬式で平均約20万円。村の首長ともなると約50万円以上するとのこと。

ガーナ人の平均月収が約4,000円程度。

それくらい儀式に思いとお金をかけます。

 

資金調達ができると、葬式は3日がかりで執り行われます。

ガーナでは人間は死んだ後、また新たな人生が始まると信じられており、

「死」は「新たな始まり」と捉えられます。

つまり、ガーナにとって葬式とは、故人の死は悲しむ為のものではなく、

新たな人生を得た故人をみんなで祝福するための儀式なんです。

なので葬式ではこのようにダンサーたちが招待されることがあるそうです。


故人を盛大に送り出すために、棺桶を運ぶ男たちは

陽気な音楽とドラムのリズムに乗せて踊ります。

また、ガーナの喪服は黒と赤です。

そして棺もお金に余裕がある方だと故人の人生にちなんだ

まるで遊具のようにド派手な棺をオーダーメイドするそうです。

ガーナの棺桶は、木を切るところから、ひとつひとつ手作りされています。

芸術品としても海外から高い評価を受けており、欧米などの美術展にも出展しているそうです。

 

マナーや礼儀にとらわれずただ、生前の故人について花を咲かせ、

想い偲ぶような葬儀にしたい。湿っぽい葬儀を避けて、参列者皆が温かく穏やかな気持ちで、

明るく故人を見送りたいという方も最近は多いかと思います。

心を大切にした葬儀スタイル…故人様に合った儀式でお見送りできると素敵ですよね。

 

小さな疑問、相談などなんでもお聞きください。

㈱リンクモア ☎017-735-1407

                                      黒沢さん