青森空襲から73年を迎えた7月28日(土)、
青森市勝田の平和公園にて「いのち・平和の集い」を開催しました。
日中にぱらついた雨も止み、近隣の子どもたちをはじめ、
命と平和の尊さを次代へ伝えることに賛同してくださった方々が集まる中、午後6時にスタート。
まずは参加して下さった方全員で園内の清掃から始めさせていただきました。
公務の間を縫って駆けつけてくださった、小野寺晃彦青森市長も、参加者とともに清掃。
時おり吹く風に癒されながら、皆さん、頑張ってくれました。
清掃を終え、この日の主催を務める
「「NPO法人 いのちの教育ネットワーク」理事長、長尾慶子氏による挨拶で開会。
次いで小野寺市長からは「青森市の代表として平和を守ることを誓う」
とのお言葉をいただき、参加した方々の頷く姿も見られました。
また、長尾理事長からは、写真を用いながらの青森空襲時のお話もいただき、
たくさんの命が奪われていくことへの不条理についても考えることとなり、
さらに、子どもたちへの読み聞かせでは、
佐藤真理さんが「ちいちゃんのかげおくり」を朗読し、
幼い子どもたちの命をも奪う戦争の悲惨さを伝えてくださいました。
この日は、ライトバルーンアーティストの平野治朗氏による
「平和」をイメージした光の風船「GINGA」で園内を装飾。
参加者全員で青森市の「平和都市宣言」を唱和しながら、
揺らめく灯りにそれぞれが戦争のない平和な世界を祈念いたしました。
最後は、同法人の理事で弊社代表取締役社長の船橋が、
閉会の挨拶をさせていただき、平和公園での集いを終了。
場所を弊社ホール平安閣本館に移し、
青森市平和記念像建立70周年記念映像上映会に加え、
丹代沙希氏(ピアノ)、白鳥俊治氏(バイオリン)による、
レクイエムミニコンサートを開催いたしました。
この日を忘れず、命の尊さ、平和であることの幸せを
深く考えるきっかけになってくれれば幸いです。
※この度の開催につきまして、
たくさんの方にご協力、ご尽力いただき、ありがとうございました。
趣旨にご賛同くださり、
後援をいただいた青森市さま、青森市教育委員会さまはじめ、報道関係各位、
また、前日の園内清掃にボランティアで参加くださいました、(株)アセプトールさまにも、
感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。