2020.11.03

イチョウの木

秋も深まり 紅葉の季節。

中でも黄色が映えるイチョウの木。

もともとは日本特有の物ではなく

仏教伝来とともに中国から伝わったので

神社仏閣でよく見られるようです。

 

昔は現代よりも木造の建物が多く

ひとたび火災が発生すると消火するのは

たやすいことではありませんでした。

 

お寺や神社にイチョウの木が多いのは

火災の時などイチョウの木が水を吹き

消火に役立つという言われがあるそうです。

 

燃えにくい樹木を敷地内に植える事で建物に

火災がおきないようにとの願いがこめられているのです。

 

今度イチョウを眺める時は、昔の人の願いを

感じてみるのもおもしろいかもしれません。

 

                                  ちま