秋も深まり 紅葉の季節。
中でも黄色が映えるイチョウの木。
もともとは日本特有の物ではなく
仏教伝来とともに中国から伝わったので
神社仏閣でよく見られるようです。
昔は現代よりも木造の建物が多く
ひとたび火災が発生すると消火するのは
たやすいことではありませんでした。
お寺や神社にイチョウの木が多いのは
火災の時などイチョウの木が水を吹き
消火に役立つという言われがあるそうです。
燃えにくい樹木を敷地内に植える事で建物に
火災がおきないようにとの願いがこめられているのです。
今度イチョウを眺める時は、昔の人の願いを
感じてみるのもおもしろいかもしれません。
ちま